告白

 
何だか、妙に書きたくなりました、今日は。
私の告白です。

両親は私が20歳の頃、離婚しました。
でも、何故か全然悲しく無かった。
何故悲しく無かったんだろ・・ 私。

小さい頃、私にとっての父、
子供の目から見ても他所の父親とは何か違ってた。
外見、
う~ん、、まぁ、イケテルかも・・
お洒落だったと思う。
バイクが好き、ギターを弾く、
誰とでもすぐ以前からの友達のようになれる。
決して裕福で無かった家には、私の知らない人達がよく出入りしてました。

母とは職場で知り合い、母を気に入り、1人娘の母と婿入りという形で結婚。
遥か新潟から岡山へと仕事に来ていた父。
職場の上司はコノ結婚に難色を示していたそうです。
後に母から聞きました。

仕事はあまり好きじゃ無かった(?)父。
戦争未亡人の祖母と母だけの家庭。
当然、母は朝から夜まで一生懸命働いてました。
私のめんどうは昼間祖母が・・

その祖母は、私が小学1年の頃、喘息を発病し入院してしまいました。
それから亡くなるまでの間、入退院の繰り返しだった人生。
当然、私はカギっ子になりました。
暗くなっても家には誰も居ない・・
言い忘れました、私も母と同じく一人っ子。
夕方近くまで一緒に遊んでた友達ともサヨナラし、
家で寂しく、犬や猫と帰りを待ちわびる生活でした。

そうして段々私も成長し、中学に入った頃だったかなぁ・・
父が小さいながら会社を始めました。
自動車会社、かなり大手の会社の機械のメンテナンス、
アフターサービスという、当時まだ誰も手を付けていない部類の仕事を・・

アイデアと企画はとっても素晴らしい才能を持っている父。
人が考え付かないコトをやってしまう所がありました。

母は会社の経理を担当、父は営業・・
くそ真面目で正直な母、
社交家で自由奔放な父、
正反対な二人・・

一見順調そうですが、コノ頃から何となくチグハグになって来た二人。
・・・というか、以前から夫婦仲はあまり良くなかった・・
お金が少しは自由になる生活になると、父はやはり悪い虫が・・
働いて居るかと思えば、突然連絡が全然取れない、
一体何処に行ってるのかも解らない・・
会社を経営してるという自覚が足らない。

男って、お金を持つとダメですね。
まぁ、コレは父の場合かもしれませんが・・
いろいろありました、ご想像におまかせします。
いつも、毎日、殆んど、喧嘩の毎日です。
今なら私も理解出来ます、コノ頃の母の気持・・

でも、当時、中学~高校という一番楽しいはずの時期、
私の心はとっても暗かった。
写真の私の表情が物語ってます。
毎日、毎日、嫌だった。
父がたまに家に帰ると始まる喧嘩・・
当然、モノスゴイ修羅場も見てしまいました。
母がこのまま死んでしまうのではないかと思える修羅場・・
とっても悲しく、心が痛い毎日・・
今でも、思い出したくない・・

父は家庭的では無いんですね、子煩悩でも無い・・
だから子供の頃、甘えん坊な私なのに父に心から甘えた記憶がありません。
母と祖母には体ごと甘えてました、私。

そして・・ 
20歳の頃、離婚という母の決断を聞いても、何にも不思議を感じなかった。
そうなんだ、やっぱり、その方がいいよ、コレで母も楽になる・・
そんなコトをただ漠然と感じていました。
冷たいでしょうか?

私、いつも思います、人間、誠意って大切だと。
だから、その人の人間性をどうしても誠意で見てしまいます。
父には欠如してた、誠意・・
お金持ち、社会的地位、そんなモノ全然関係ありません、私の中では。
誠意がある人に出会うと、スゴク嬉しくなります。
人の気持ちの解る人柄に出会うと、スゴク嬉しいのです。

たまに父から突然のように電話が入ります。 
ほんとに思い出したように、たまにです。
今は東京で暮らしてて、何でも、特許を取ったとか・・
へぇ・・ そうなんだ・・ 淡々と頷けます。
アイデアの宝庫の父なら有り得ると・・


両親の離婚を境に、私の人生観も変わりました。
もっと、肩の力を抜いて、自分を飾らず生きて行けばいいんだと・・
自分の家庭は明るくしたい。
明るく生きよう~っ、と。


そして、今の私が居ます、あります。
ノー天気な私があります。
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                     クリオネ →
            可愛いけど、食べる姿は悪魔?
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by sakura39-39 | 2005-07-29 11:12 |


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