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子供の頃

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今日は天気いいですよ。
近くの山に新芽が芽吹き、私の大好きな季節です。




子供の頃の私って、今から思えば結構お転婆だったような気がしますね。
3歳ぐらいの頃、雨が上がると一人で近くの小さな川に赤い爪のカニを捕りに行ってました。
バケツと火箸を持ってトコトコと・・
私の住んでる所は海が近い為、普通の川にもこんなカニが居ます。
山あいのサワガニとは又全然違いますね。

晴れた日には近くの田んぼにカエル捕りに・・
手掴みで、殿様カエルや土カエルなんか平気で捕まえてました。
連れて帰ったカエルをタコ糸でくくり散歩なんかする変な子でした。
1回、大きな大きなカエルが居たんです、小さな私にはそれはもう巨大なカエルに見えました。
今から思えば、きっとアレは食用カエルですね。
さすがの私もこの時は手掴みでって訳にはいかず、家に急いで帰り網を持って出直したけど・・ もうあの巨大なカエルは居ませんでした。
ひどくがっかりしたのを憶えています。

私には近所に同い年の男の子(学年は一つ下)が居て、毎日良く日が暮れるまで遊んでました。

三輪車で遊ぶのが大好きで、その日も近くの家の敷地内にある・・ 台風の後に貯まった水がまるで小さな池のようになっていた場所のすぐ近くで遊んでました。
でもあまりに近くで遊んでた私はバランスを崩し、三輪車を残し自分だけドボンと水の中へ・・
たぶん1メートルくらいの深さだったと思います。
今でもあの時の水の中で必死にもがいている自分をもの凄く良く覚えています。
もう私はこのまま死ぬのかなって、子供心にも・・
でも、一緒に遊んでた男の子がすぐに私の家に知らせに行ってくれ、たまたま家に居た父が私を引き上げ人工呼吸でまた呼び戻されました、この世に。

小学校にあがった頃、共働きの両親の代わりに私の面倒を見てくれていた祖母が喘息の発病の為入院してしまいました。
私は一人っ子の為家には誰も居ないし、日が暮れるまで近所の子供達と遊んで居ました。

その頃、たまたま歩いてた道の側の小さな溝に、それはそれは美味しそうな掘りたてのサツマイモが一個転がってたんです。
『私をどうぞ拾って食べて!!』 って感じで・・
コレを家まで持ち帰り、庭で山から集めた枯れ木とか落ち葉を焼いてその中でそのサツマイモを焼いて食べました、私。
とってもホクホクと美味しかった~!!
今から思えば、あれは泥棒なのかな・・?
まあいいです、もう時効です。

庭で綺麗で手頃な空き缶にお米を磨いで入れ、石でかまどを組んでご飯を焚いて食べた事もあります。
これ、とっても美味しかったです!!
何でこんな事をしようと思ったのでしょうね、今から思えばきっとお腹が空いてたんでしょうね、私・・
それに子供だけでこんな火を燃やすなんて、今から思えばとんでもない話ですよね。

親戚の家の近くの山が台風で土砂崩れになり、その後の地肌にピカリッと光るモノを見つけた事があります。
何だ? 何だ? と気になり掘って見ると、それは綺麗な水晶でした。
それからは学校から帰ると毎日毎日その場所に通い、水晶掘りに没頭してましたね。
あんなに必死で夢中になった事はありません、形相変わるくらい熱心でしたね。
楽しかったなぁ~。

3年生の頃、父が突然店で買ったと言って、アメリカンコッカースパニエルの男の子を連れて帰りました。
なんでも血統書付きらしく、小さなその子はとっても愛くるしく、私の友達になりました。
名前をハッピーと名付けました。
裕福でも無いのに突然の大きな買い物をする父です。

時々ハッピーと散歩をして居た私。
当時、まだ今よりもっとのんびりした環境で、畑の中には所々肥溜め(人間の排泄物を溜めて置く場所)が有りました。
たまたまその近くを通ってしまい、哀れハッピーはドッポ~ン、ズブリとその中へ首まで浸かってしまい・・
必死で引っ張り上げ、もの凄い匂いを発するハッピーを家までスゴスゴと・・
母の怒る顔が私の脳裏に浮かびました。
・・・・・・
やはりこっぴどく叱られました、私。
可哀相なハッピーは、まだ肌寒い3月に、井戸の水で何度も何度も水を掛けられ洗われてました。
何日もその強烈な匂いは消えませんでしたね。

            ひどい私、反省してます、今でも・・
by sakura39-39 | 2005-05-07 11:09 |


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