超強引商法

昨日のどかな私の住処周辺でちょっとした騒動がありました。


登場人物が多いので解りやすく、

A 母 (普段足が痛くお人好し)
B うちの前の家の母友 (同じく足が痛く、アハハと大きな声で笑う)
C 息子の嫁に巧く操縦されている (人が好い)
D お金が無い国に行ってみたいと普段から言ってる (気前が良い)
E もう少しで騙され買わされるところだった私は良く知らない人

ロバ 白髪の大声で強引な販売員
カメ  ロバより若いらしい(?)販売員


午前11時頃、外から突然大きな声が響き渡る。
たまたま花の世話をしながら話をしていた母とB。

『お姉さん、お姉さん、今度8月に近くの○○で催される会場で商品を売るつもりなんだけど、その前宣伝に、この先にある場所まで来てくれたらタダであげるから来て!!』 とロバが誘ってる。

   お姉さんとはコレマタ巧い誘い文句
   年配の女心をくすぐるよ・・

『そんなに巧い話、後で高くつくからなぁ・・』 とうさんくさげな母とB
『そんなコトは絶対無いから!! ちょっとソコまで来てくれるだけであげるから!!』 と言葉巧み。
『それに私はまだ顔も洗ってないし、化粧もしとらんのよ~』 と母
『まぁ、ちょっと来て見てよ、なぁ、お姉さん!!』 としつこいロバ。

散々、スッタモンダの挙句、二人は拉致されて行った。
まるで≪ハメルンの笛吹き≫みたいだと思った。

30分程して、手に手に袋をぶら下げて帰って来た。
中身は、

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こんな感じの見るからに100円雑貨たち。
へぇ~、コレねぇ~、などと話していると、12時過ぎ頃外から又大きな声が。

今度はカメがBの家の玄関先に現れる。
コレはその時の様子を後で聞いた話・・

『お姉さん、今度1時からやる場所はココから遠い、足の悪いお姉さん達も楽だと思うのでコノ家の部屋を貸して貰えない?』 と言いながら、勝手に玄関脇の部屋の襖をスゥーっと開ける。
お礼にコノ急須をとBに見せながら。
でも、Bは午後から出掛ける予定なので今度は固く断る。

その頃我が家では・・
また来たと、慌てて玄関のカギを掛け、居留守を使う事に。

ピィ~ンポ~ン
『お姉さ~ん!!』   ガタ`` ガタ`` ガチャ ガチャ  ドン!!ドン!!  
 激しくドアを引っ張り、叩く!!

 何度も、何度も、大きな声を張り上げ、ドアを激しく引っ張り、叩く!!

暫くしたら諦めたのか静かになる・・ 少しの間だけ。

今度はロバが、
『お姉さ~ん、来たよぉ~、お姉さ~ん!!』 
 またまた開かないドアを激しくガチガチャ引っ張り、叩く!!
 今度は母の部屋の外に周り、ガラス戸をドンドン叩く!!
 居るはずなのにとばかりいつまでも粘る、粘る。

暫くすると静かになった。
すると今度はCを連れて来たらしい。
『Aちゃ~ん!!』と言いながら、チャイムを鳴らし、ドアを引っ張り、叩く・・

あまりの強引なやり方に半ば呆れてしまった、私と母。

開かない家の周りを 『開けてくれ!!』 とグルグル廻る様は、
 まるで≪牡丹灯篭≫のお露さん。

その丁度騒いでいる最中Dから電話が鳴る。
でも、話し声が外に漏れるとマズイので出ない。
後で掛け直した内容は、

台所に居たら家の前に福岡ナンバーの大きな車が2台止まり、5~6人の男女の話し声。
『大きい額の支払い方法は、月々1万づつでいいから・・』 とかなんとか、
上の者が下の者に指示を与えている声が聞こえたらしい。


その頃、1時から催された、民家を借りた会場では・・
結局、やっとかき集めた15人程の老人ばかりを相手に、安い商品を餌に弁舌も鮮やかにテグスネが引かれていた。

どうやら今回の最終目的は、
寝てる間に血液がサラサラになるというマット。
なんでも、20・・とウン万する高いモノらしい。  ウサンクサイ!!

うっかりその手口にハマリそうになっていたEは、フト我に返り、

『コノ貰った商品は全部お返ししますから、私はもう帰ります!!』 
『私は、毎日、サラサラになる薬を飲んでますから・・!!』 と言うと、

それまで、お姉さん、お姉さんといい顔をして取り巻いていた連中の顔色がサッと変わる。
ソノ中の一人の女性販売員が、

『あの、ココではなんですのでちょっと外で話してもいいですか?』 とEを連れ出す。
でも、もう引っかかるものかと心に決めたEはガンとして受け付けない。
 やっと解放されたらしいが・・


普段、のんびりと暮らし、人をあまり疑わない人の好い老人達を騙し、コノ日一体何人の人が犠牲になったのだろう・・・?
今までこんな手口の商法の人間は何度も現れたけれど、今回の様な、強引でしつこい人達は初めて。


簡単に書いてしまえば、

朝、大声でロバがやって来て、餌を蒔き母達を釣り上げ、逃げた魚をしつこく強引に誘おうとカメも来て、近所の人まで使い、そして諦め、高いマットを売りつけるべく催眠商法をやった・・
という話ですが。


ついコノ間も、朝8時頃、何やら怪しいフィリピ―ナが現れ、母にファイルの様なモノを見せペラペラとたどたどしい日本語で喋りかけ・・ でも忙しい母が断ると突然、ニューっと手を出し、

『じゃあ、お金1000円下さい!!』 と。

何で1000円も見ず知らずの者にと断ると、あっさり引き上げた彼女は今度はBの家に・・
Bも断ると、

『前の家の人には1000円貰いました!!』 と嘘をつき、貰えないと気付くとスゴイ勢いで玄関の戸をバァ~ンと閉めて帰ったらしい。


           
               凄い世の中です。
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by sakura39-39 | 2005-06-02 11:48 | 日常


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